レアメタル「タンタル」福岡県が再資源化事業

レアメタル「タンタル」福岡県が再資源化事業

福岡県は15日、三井金属鉱業(東京)と県内の廃棄物中間処理会社と共同で、使用済み産業用電子機器からレアメタル(希少金属)のタンタルを回収、再資源化する事業を今月から、リサイクル産業の集積地「エコタウン」がある大牟田市で開始すると発表した。

タンタルは国内で使用されている量の全てを輸入に頼っており、県は「価格が高騰しているレアメタルの安定確保につなげたい」と意気込んでいる。三井金属鉱業によると、このような取り組みは世界初という。

タンタルは、スマートフォン(高機能携帯電話)やパソコンなどの基板にあるコンデンサーの製造に欠かせない金属。近年、IT事業の振興を背景に価格が高騰しており、1月末の相場はタンタル1キロ当たり約4万円という。                                                   YAHOOニュース より抜粋