経済産業省は20日、南鳥島(みなみとりしま)(東京都)の南東約600キロの公海で、海底の鉱物資源の排他的探査権を取得したと発表した。
日本が公海で鉱物の探査権を取得するのは26年ぶりで、来年度にも本格探査に着手する。
周辺の地層には、マンガンやコバルト、ニッケル、白金など日本が輸入に頼っているレアメタル(希少金属)が豊富に含まれているとみられ、これらの確保につながる可能性がある。
日本政府は1987年から一帯の海底資源の予備調査を始め、昨年7月、国連の関連組織である国際海底機構に太平洋の計3000平方キロ・メートルの探査鉱区を申請していた。19日に機構の承認を受け、年度内にも正式契約を結んで15年間の排他的探査権を獲得する。
YAHOOニュース より抜粋