中国国土部は5月15日午後、大きな問題として注目されるレアアース採掘およびレアアース資源回収利用について、全面調査に乗り出す通知を発表した。第一財経が伝えた。
通知によると、今回は、レアアースの不法採掘、無資格採掘などの違法行為の摘発に重点を置き、すでに閉鎖された鉱山の再採掘を厳重に取り締まる。また、越境採掘、過剰採掘、環境保護・安全対策に違反する採掘を厳しく調査し、違法行為に対しては期限を設けて改善を要求する。鉄道、道路、工業団地、都市拡張地区のレアアース資源回収事業を一斉調査し、レアアース回収・利用事業の地域分布を把握する。さらに、違法回収、無断回収、他の鉱物の名目を使った不法回収を取り締まる。環境基準、安全基準を満たしていない場合、法に則って改善を要求、または取り締まりを行う。
「通知」によれば、今年の5~6月、レアアースの主要生産地で、実情に適した調査計画に基づいて一斉捜査を行う。発見された問題に関しては、速やかに改善・解決する。7月、省の国土当局は関連当局とともに、抜き取り調査により各地の調査成果を確認する。
YAHOOニュース より抜粋