日本軽金属株式会社は4日、ジャマイカでレアアース加工工場の建設に着手した。ジャマイカ政府によると、同工場は投資額が300万米ドル(約2億8000万円)。日本軽金属が100%出資して建設し、完成後の生産規模は年1500トンとなる。
ジャマイカはボーキサイト資源に恵まれている。最近の研究でボーキサイト精錬の廃棄物にレアアースが多く含まれ、再利用の価値が高いことが分かった。日本軽金属とジャマイカ政府はレアアース資源の共同開発について覚書を交わした。
ジャマイカ政府によると、同工場はジャマイカ・ボーキサイト工業団体と日本軽金属が共同管理する。ただ権益の分配については明らかになっていない。
YAHOOニュース より抜粋